このプロジェクトは終了しました

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■開催報告

子どもシェルターのざっくりとした概要を学びました。

どんな子どもたちが対象で、どんな経路で入所して、入所したらどうなるか、入所期間はどのくらいなのか、スタッフはどんな人たちがいるのか、子どもシェルターの歴史はどんなものかといったものです。

また、ミニゲームとして「ボブジテン」「キャンプテン・リノ」を遊びました。どちらも幼稚園児くらいから遊べるものなので、学校やご家庭でのコミュニケーションの1つとして取り入れていただくのもおすすめです。

このゲームは仮り暮らしのお家に常備し、いつでも遊べるようにしてあります。

 

仮り暮らしアイコン.jpg 座談会「子どもシェルターって何?」を開催します!

クラファン目標額達成!

寄付、シェア、イイネなどなどご協力いただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまで当初からの目標である座談会を開催することができます。

 

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開催日時:2019/3/9 (土) 14:00~16:00 *進行の程度によって前後します。

場所: HOTEL GRAPHY NEZU
     *本ページ下部も参照

内容:「子どもシェルターって何?」

 

私達は「子どもシェルター」の存在を知ってほしくて、知っている人を増やしたくて、誰でも発言自由な「座談会~子どもシェルターって何?」を首都圏沿線で開催しようとこのプロジェクトを立ち上げました。

 

どなたでも、それこそ「積極的な発言はしたくない人」「人見知り」「内気」はたまた、「元気いっぱい」「ガンガン発言したい人」問わず、気負わずに集まれそうな会となるよう頑張ります。

 

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  • 子どもシェルターって何するところなの?
  • どこにあるの?
  • 誰が対象なの?
  • どんな人がいるの?
  • シェルター利用は有料なの無料なの?

 

 

仮り暮らしアイコン.jpg 座談会を開催する目的

日本には全国各地に少ないながらも子どもシェルターが存在しています。

業界人(保育、教育、福祉)の人たちからすれば「常識」なことも、サラリーマン、OL、主婦といった非業界人からすると、「子どもシェルター」と言われてもそれが一体どんなところなのか想像もつかない、というのが一般的です。

というのも、需要が多すぎてあっという間に定員に達したり、資金調達が困難だったりしてその存在のアピールが足らず、「子どもシェルターっていうのがあってね」と話題にすれば10人が10人異口同音に「ナニソレ?」と言うなど、ほとんどの人が「子どもシェルター」とはどういうものかも知らないという状況が続いています。

そこで、児童保護にかかわる活動をする私たちが子どもシェルターを題材にした座談会を開催することで、少しでも子どもシェルターの存在を広められるのではないかと思いました。

 

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仮り暮らしアイコン.jpg どうして子どもシェルターの存在を広めたいの?

子どもシェルターは、子どもを守る場所です。つまりご近所さんの子どもに「もしかして」被害児童かな?と思う子どもがいたら、逃げ場を教えてあげることができるでしょう。

面と向かっては言えなくても、TwitterをはじめとするSNSで教えてあげることもできます。それこそ「家から逃げたいんです。家出したいんです」と訴えて誘拐や性犯罪に巻き込まれそうになっている子どもたちに、「お住まいのドコソコには子どもシェルターがあるよ。こういう施設だよ」と教えてあげられます。

 

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仮り暮らしアイコン.jpg 子どもたちがSNSで「家出したい」と発信する危険性

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Twitterを「家出したい」で検索すると、1件のツイートに対し10件超の「ウチにおいでよ」「写メ見せて」が返信されています。


事実、仮り暮らしに相談してくれた女の子のもとには17件の返信があり、いずれも「写メちょうだい」「電話番号教えて」「今どこ?車で迎えに行くよ^^」「お金いらないから泊まりなよ」などが男性から寄せられたそうです。


ちなみに、返信を寄せる男性の99%は性的サービスを目的としています。実際に、googleで「家出したい」と検索すると、このような検索結果がズラリと表示されます。

 

  • 家出少女と仲良くなるには
  • 家出少女なら手軽にできる!
  • 家出少女はTwitterで探そう


平成生まれの子どもたちはインターネットが身近にあるがゆえに、「ネットで出会った人間」に対する恐怖感や警戒心が足りません。「この人は変な人じゃないよ」「ちゃんと会話してるから大丈夫だよ」という意識があるのです。


だから顔写真や住所を送ったり気軽に会話したりしてしまいます。そうして出会った人を頼ってしまい、個人情報をネット上に晒されたり乱暴されたり、性的な・肉体的な暴力を受け、心身症を患ってしまう。さらにはその暴行現場を撮影した内容をネット上に広められるケースもたくさんあります。

 

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仮り暮らしアイコン.jpg 子どもシェルターの存在を子どもたちにも知ってほしい

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子どもたちの中には、「子どもシェルター?嫌だよ、そんな施設行きたくないよ」と思う子どももいれば、「教えてくれてよかった!そこに行きます!」と思う子どももいるでしょう。


はたまた、家にも外にも居場所がなくて「自殺」を選ぶケースもたくさん見られます。長期休暇明けに子どもの自殺が報じられるのはそういう背景もあるのです。またあの地獄の日々がやってくる、と分かっているのにどこにも逃げ場がないのです。


仮り暮らしは、家出児童が暴力を振るわれるのを防ぎたい。また、どこにも居場所がないからという理由で自殺してしまう子どもたちに「ここになら居場所があるかもしれないよ」と伝えたいのです。

そのためにも、子どもシェルターの存在を大人の世代に知ってほしいのです。

大人がSNSや口頭の会話で「子どもシェルター」という単語を発信することで、いずれ子どもたちがそれをキャッチする時が来ます。そして「ナニソレ?」と疑問を持つ。そこから子どもたちのネットワークで「子どもシェルター」の存在が広まっていくでしょう。

 

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仮り暮らしアイコン.jpg サイバー補導じゃ間に合わない

 

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現在、サイバーポリスが児童の危険な投稿に対して直接返信する活動をしていますが、到底追いつきません。SNSはアカウントを変えることだってできるんですから。

でも、大人世代に知っている人が増えれば、「家においでよ」よりも「子どもシェルターに行ってみたら?」と返信できる人が増えるでしょう。


子ども自らお小遣い目的で援助交際している場合は、私たちはすべての現場に行くことはできないし、自己責任論を唱える人も大勢います。

 

が、TwitterやインスタグラムといったSNS上でなら、「子どもシェルターっていうのがあってね」と教えてあげることで救われる子どもたちがたくさんいます子どもたちだって「子どもシェルター」の存在なんて知らないんですから。

 

この機会に、皆さんも座談会「子どもシェルターって何?」に参加し、理解を深めてみませんか?

 

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会場は?

HOTEL GRAPHY NEZU

ホテル内のスタジオで開催します。

■住所
東京都台東区池之端4-5-10

千代田線「根津」駅より徒歩3分
南北線「東大前」駅より徒歩14分
JR「上野」駅より徒歩14分

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