仮り暮らしの概要:定款より抜粋
昨今、家出をした児童が事件に巻き込まれるニュースが後を絶ちません。その背景にはスマートフオンやポータブルゲーム機などから容易にインターネットを利用できるようになったことが挙げられます。
現在の日本には、家出した児童が身を寄せられる公的施設がありません。その結果、当人を匿う第三者を探すことを目的とした「神待ち掲示板」などのインターネット掲示板やスマートフオンアプリを介して容易に第三者と連絡を取り合い、本人の意図しない事件や出来事に巻き込まれています。
「身を寄せるところが無い」という問題は、正規の職に就くことができない大人にも当てはまります。十分な衣食住環境を整えることができない彼らは日雇いや短期のアルバイトにしか就くことができず、就職活動をする余裕がありません。そのため衣食住環境が整えられないという悪循環に陥っています。
仮り暮らしは、家出した児童(家出をする可能性のある児童も含む)を保護することでこれらの危険から守り、「どうして家出につながったのか」という問題を根本から考えることで家出につながる問題を解消すること、また、労働意欲があるにもかかわらず就職することができない大人に労働環境を提供し、十分な衣食住を整えられるようにすることを目的に設立いたしました。
仮り暮らしのスタッフ事情
・仮り暮らしのスタッフは全員が平日に本業を持っているので、仮り暮らしの仕事には平日夜と土日の時間を使っています。
⇒このため、事務所に不在のタイミングが多いです。
ご来訪の際は、あらかじめご連絡いただくか、金土日祝の13時~19時の間にお越しください。
・電話番号をHPに載せてないのは、いただいた電話にすぐ応答することができないからです。
・仮り暮らしはいただいた会費と寄付金で運営しているので、メンバー全員が完全無報酬です。
・収益事業をやりたいものの、資金が0円なので「こんなことやりたいね。じゃ、やるか!」ができません。
・収益事業を行って成功すれば仮り暮らしの運営だけに集中できますが、現状では困難です。
・これらの理由から、メールやSNSでいただくご相談への返信にお時間をいただくことが多いです。なにとぞご容赦ください。
私たちを頼ってくださる皆さまのことを思うと大変恐縮です。
仮り暮らしは今後も継続して安定した運営ができるよう邁進していきますので、温かい気持ちで見守っていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
/代表 徳永
沿 革
2015年12月 | 任意団体「仮り暮らし」発足 |
2017年12月 | 千葉県千葉市に事務所を設置 |
2018年1月 | 無料相談受付を開始 |
2018年4月 | NPO法人仮り暮らしを設立 |
2020年4月 | 事務所を千葉県松戸市に移転 |
2020年4月 | 松戸市内に漫画カフェを開設 |
概 要
団体名 | NPO法人仮り暮らし |
設立年月日 | 2018年4月4日 |
住所 | |
役員 | 理事長:徳 永 晃 代 |
主な活動 |
・家出児童/女性保護 ・カウンセリング ・居場所づくり ・学習支援 |